映画「アバウト・シュミット」を見た。
一流企業を定年退職後に妻を失い、娘が結婚し、
途方に暮れつつも自分の人生の意味を探りながら
右往左往する主人公の姿は悩みながら自分探しをする若者の姿と
何ら変わりがない。
ジャック・ニコルソンの演技と監督の演出が物語をよりリアリティ
あるものにしていると思った。
ラストシーンの出来事は一見何でもないようなことのようにも
思えるけども、絶望の淵にあった主人公の心に大きな希望を与えた
であろうことが想像できる。
人間生きていればそんなことあるよね。ということが無理なく
まっすぐに心に響く映画だと思う。
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