●昨日の日テレ「世界一受けたい授業!!」という番組で生のドゥーガル・ディクソンが出演していました!この番組のためにはるばるイギリスから訪日されたとのこと。ドゥーガル・ディクソンといえば「フューチャー・イズ・ワイルド」で人類滅亡後の生命の未来の姿を創造して世界中を驚かしました。そして、僕のイチオシはやっぱり「マン・アフター・マン」。未来の人間の姿を描いた人類進化図鑑。ありとあらゆる人間の可能性を追求しまくったその奇想天外な進化にはただ驚くばかり。ドゥーガル先生にとっては人間も動物の一種族に過ぎません。同類でも容赦なく環境適応と自然淘汰の洗礼を浴びせ続けます。人類であっても地球環境や広大な宇宙の中ではいつ絶滅してもなんらおかしくない一種族に過ぎない、そんな謙虚な気持ちを持つことが大事なのではないでしょうか。
●世の中「ダビンチ・コード」の話題で持ち切りですね。映画はキリスト教の一部の人たちの怒りを買い世界中で上映中止を求めるデモが起きているとのこと。世の中的にはタブーに挑戦するようなスキャンダラス感があって話題になってるのでしょうが、今まで比較的好きなように聖書を読んできた身としてはマグダラのマリアの話なども、あまり驚くほどのインパクトではないなーと思いました。世の中では(宗教)→(神秘性)というイメージが大多数なのかもしれません。
先日、学生の聖書を読む会に参加してみてちょっと思ったのですが、初めて聖書に触れた人は聖書の内容に入る前に宗教に対する理解について気になっているように見えました。聖書に触れたことがなかった人にとってはキリスト教が2000年間に渡って植えつけてきたイメージというのがどうしても先行していて、自由な気持ちで聖書を読むということは簡単なことではないのかもしれません。私なんて未だに「宗教」がなんたるやなどおいそれと説明などできません。それでも聖書は面白い書物だと思います。聖書を口承し記した人たちの熱意や驚きはなんだったのか、ということを想像力を駆使して読み取ってみるとイエスの魅力やインパクトがリアルに伝わってくるからです。誰か現代の視点から聖書を描いたそんな映画を作ってくれないかとか思いますが、まあ「ダビンチ・コード」であれだけの反発があるようでは、なかなか難しそうですね…。福音書だって複数あって解釈もいくつも分かれてるんだから、そんな映画の1本や2本というか何本でも作って欲しい。
コメント
見た見た、ディクソン。イカ社会到来だって言ってた。絶対確認できないからなんでもありだよね。でもちみはこういうの本当に好きだね。謙虚さ大事ですね。
それから人類の究極の疑問に答えがでました。赤=ぐら 青=ぐり だそうです。まんぷく丸さんが言うので間違いないと思います。
メルギブソンの「パッション」て映画観た?面白いのか?
イカが陸上に上がるだけでも驚きなのに地球で最も高い知能を持つとは…。ほとんどH.G.ウェルズの火星人のごとき様相を呈してましたね。
「パッション」は見ましたよ。見ていてかなり痛い映画なんですが、何を訴えようとしたのかがいまいち僕には伝わってきませんでした。見る人によって違うんでしょうな。映画はイエスが捕まって十字架に張り付けになるまでを描いているのだけど個人的には福音書の前半・中盤あたりを見たい気がする。
人類究極の謎の答えは明日には忘れそうですね。