KT法

昨日から明日まで研修で幕張に来ています。日常の忙しい業務から一歩離れ、こういうことをゆっくり勉強したり、考えたりする時間は貴重なものだとあらためて実感しました。

研修の内容はKT法という問題解決・意思決定手法なんだけど、これがわりと汎用的かつシンプルで使えそうなプロセスです。人間系の課題にはあまり向きませんが、技術的・ロジカルな課題解決にはとても役に立ちそうな感じです。効率的・効果的に仕事をしようと思ったら、こういう「考え方のフレームワーク」があるかないかで随分違いが出てくるんじゃないかと思う。特に私のようなサラリーマン系・技術系の仕事では。

こういうことはもっと早いうちに広く学校で教えるべきだと思うんだけど、知識重点主義がいまだに改善されないのはなぜなんでしょうね?企業はもはや学校教育に期待しなくなってきていて、自社でどうやって人材を育成するのかに躍起です。それはそれでいいことなんだけど、学校がそんなことでいいんでしょうか?

先生も文部科学省の官僚もこういうツールの存在も重要性も理解していないんですかね?そもそも「変えなければ」という危機感もあまりないのかもしれません。(愛国心とか、歴史歪曲だけはあいかわらず熱心ですが)ゆとり教育もゆとりを使って何をするのかの選択肢・ノウハウを大人が示せなかったから、結局弊害だけが声高に言われるようになってしまったように思います。指導する側にそういう素地(ゆとり)がないんだから、指導できないのも当然といえば当然です。

いまやネットや物流のおかげでほしいと思った知識を入手する方法はいくらでもあるんで、どう生きるかを考えること、そのために必要な知識は何なのか、それを学ぶにはどうすればいいか、問題にぶつかったときにどう考えればいいのか、そういうことを「生きた事例」と一緒に教えていくことが大事なんじゃないでしょうか。ワイドショーの評論家みたいな意見ですが素朴にいつも思います。

コメント

  1. NAGAFE より:

    KT法教えてほしいです。八方塞がりでどもなりません。

    クビになるかもしれん。

  2. haj より:

    KT法とか言うてる場合ではないですよ。ひとまず一歩兆しが見えたみたいで良かったです。

  3. かこグランマ より:

    チタ兄ちゃんはどう教育すりゃ~いいんだ?

    KT方とやらで、どう指導すりゃいいんだろう・・・

    まぁ・・色々体験させて、色んな事にぶつかってみて、自分で考えさせ、

    自分で知恵絞って、どう処理して行くかを見守ることかね・・・

    自分で納得しながら学ぶしかないもんねっ!!

    やっぱ、子供は与え過ぎ、上げ膳据え膳、世話焼きすぎるのが一番いかん!

    自分で考えようともせん、知恵出そうともせん!!

    ほったらかして、うしろでジーッと見守っとる事が一番いいのかな~・・・

    助けを求めてきたら、命令するんじゃなく、あくまでもアドバイス・・・

    後は自分で決断させる・・・

    けなしてばっかりいると、ちっとも子供はやる気出さん!

    他の子と比較したりせず、チタのいいところを認めてやって、

    少しでもチタなりに頑張ってるな・・・と思ったら、誉めて励ました方が、

    頑固なチタも少しは素直になるみたい・・・

    子育てって、本とに根気の要る仕事ばい・・・

  4. haj より:

    ちょっとブログを放置してたら、いつのまにやらコメントが…。

    チタ兄ちゃんみたいな頑固な子は、上からいろいろなことを教えて敷かれたレールの上を歩くタイプじゃないと思うよ。失敗することが大人なら当然分かっていることでも、それを自分で納得できなければやっぱり駄目なんだと思う。

    それはあまり要領のいい生き方じゃないのかもしれないけど、別の見方をすると、現実や困難にぶつかったときに現実を自ら変えていく力のある人というのはそういう人なんじゃないかとも思う。もちろん「力ずく」では現実が変わらないんだけど、大人になる過程でその事は自然に分かってくる。それより、ただ現実に迎合するだけではなくて、どうすれば現実をより良くできるかの「知恵」を絞ることに力を注ぐことができることが大事。

    要領のいい人はあまりそういうことはしない・できないからね。

    チタ兄ちゃんには明るさや好奇心があるから、頭ごなしじゃなくて「どうして」「なぜ」を自分でじっくり考えさせる癖をつければ大丈夫じゃないかな。

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