結婚から早3ヶ月近くが経ってしまい既に皆さん忘れかけている頃かとは思いますが、そろそろ安部政権なみに重い腰をあげて6月の新婚旅行の写真をUPしようかと思います。写真の枚数は二人のカメラを合わせると全部で800枚近くあるのでさすがにその全てをご紹介することはできませんが、中でも気に入っているものを中心にUPしていこうと思います。ただし買ったばかりのデジカメを初めて本格的に使った旅だったので、イマイチこなれていない写真が多いのですが、そこはまあ素人なのでご容赦ください。
今回は完全なツアー旅行なのでほとんどがフランスの中でも定番中の定番のメジャー観光地ばかりを巡っています。おそらくネットで軽く検索してみれば腐るほど同じような旅行記や写真がひっかかるかと思います。帰国後もTV番組やCMなんかでも同じ場所を見ることが多々ありました。「もう知ってる」人にはあまり面白くないかもしれませんので、その点ご注意ください。
というわけで、初日から…
出発前日(6/8)はギリギリまで仕事。帰ってきたのは夜中。準備もそこそこしかできていなかったので結局寝ることなく旅の準備をすることに。翌朝(6/9)はそのまま5時半に家を出て成田空港でツアーの人たちと集合し10時半には離陸。12時間程をエール・フランスの飛行機の中で過ごしました。当然、爆睡し首が痛くなってもひたすら寝る。各席にはテレビ画面が着いていて映画やドラマを見たりゲームをしたりして暇つぶしができたので、目が覚めてからもなんとか暇をつぶすことができました。機内食はもちろんフランス料理。とはいえ機内食なのでいたって普通でした。やはり肉が多い。そんな感じで半日後にはパリのシャルル・ド・ゴール空港に着きました。
空港はデザインに凝っていてガラス張りで以下にもフランスらしいセンスを感じさせるのだけど、正直ビニールハウスみたいで日差しがちょっと暑かった…。少しだけ休み、すぐに国内線に乗りかえてニースへ向けて出発。1時間ほどでニースの空港に到着。バスに乗り換えてホテルへ直行。
ホテルに向かう途中で撮ったニースの空。20時過ぎだというのにとても明るくてビックリしました。
変な形をした造形物がお出迎え。なにやら痛々しい感じですが、堂々としていました。空港の周りにはプライベートジェットがいくつも並んでいました。ニースは国内外のかなりセレブな方々が集まってくるのだとか。
こういう綺麗な造形の古めの建物が普通にいくつも立ち並んでいる光景を見ると驚きます。ヨーロッパでは普通なのかもしれませんが、日本の街の景色を見慣れているとやはりカルチャーショックです。日本では建築物が消費財なので古い建物の価値は下落するだけで何も残らないですが、こちらはあきらかにシステムが違うんだろうなと思います。
ホテルにチェックインして休息。ホテルの窓から下を覗いて見ました。21時になろうかというのにカフェのテラスが普通に賑わっていたのがすごい。やはり南仏です。
この日はチェックイン後は食事もなしで自由だったので、とりあえず水と食べ物が欲しくて外に出ました。当たり前なんですが、街並みが日本とは全然違う。興味津々で歩いていると街角ではヒップホップの音楽をかけながら踊る若者の姿が。この手の人たちは溝口とかにも良く見かけるので特に興味は湧きません。しばらくうろうろして見るけどなかなかお店が見つからない。というか無意識に「コンビニ」に相当する店を探してしまっていました。どうやらというかやはりというかフランスには24時間営業なんて過剰な店は存在しないようです。ようやく見つけた辛うじて営業していたアイスクリーム店でなんとか水を見つけ、道端の露天でなんとかサンドイッチを手に入れました。それほどおいしくはなかったですが贅沢は言ってられません。初日なんてそんなものだろうということでこれからのハードスケジュールに備えて早めに就寝しました…。
(つづく)
コメント
イギリスも近いものがありますが、午後9時過ぎまで明るくって仕事も普通定時に終わる、って、日本で言うと午後3時過ぎからオフって感覚に近いと思います。
24時間どころか、午後8時には閉店、たしか昼飯どきも食事のために閉めるところが多いとか。
日本って・・・・・・
ちなみに香港も定時に近いですが、24時間体制です。
やっと、旅日記をかける暇が出来たようですね・・・(^^)
日本人は本とに仕事に追われっぱなしだね!!
出だしから、バタバタの旅で、お疲れ様でした・・・
外国に行って始めて、日本の便利さに慣れてしまった自分に、カルチャーショックを受けるんだよね・・・
外国はもっとゆったりしているよね。
私も行ってみたいな・・・と思うけど、12時間も飛行機に縛られていると、エコノミー症候群になりそうで、自信ないな・・・
あ、連載が始まりましたね!待ってました~^^
フランス語のアルファベットだけはなぜか言えます。何の役にも立ちませんけど、、、。
言葉と勝手がよくわからない国では、水と食料のゲットも冒険ですね。でも、、、ヨーロッパに行きたい~!!
連載の続きを楽しみにしています♪
出発前日仕事帰りの電車で偶然会ったよな。あんときはまだ仕事のこと気にしてたけど、いなかったらいなかったで仕事なんてなんとかなるもんだろ。
ぼくも新婚旅行フランスだったけど、帰ってきてからふたりでフランス映画を観る楽しみもあるよね。「あ、ここ行った。ほらあの橋でこけたろ。雨降ってて。。。」とかふたりしか分からないこと言いながらね。
> Choiさん
人間24時間営業に依存してしまうと良くないですね。あんな時間には営業していないのが当たり前なんでしょうが、やってないと「怠けてる」かのような気がしてしまうのはほとんど病的です。
> かこば~ばさん
まあ、毎日の仕事がエコノミー症候群になりそうな感じなんで、飛行機の中はいつもの調子でなんとか乗り切れました。ツアーって結構スケジュールがきつきつだから割と体力を使うかも。ゆったりのんびり旅したいんだったら、ある程度自由度の高いプランとかの方がおすすめ。観光地のこととか良く分からなかったら旅行会社の現地法人とかに聞いてもいろいろと教えてくれるみたい。
> Asukaさん
次回更新が数ヶ月後とかにならないよう頑張ります…(^^;
アイスクリーム屋で水を買ったときは店員がおつりを間違えてて、こっちが気付いて指摘しなかったらぼったくられるところでした。外国人だと思っての舐められてたら嫌だなあ。
インドでの明らかにそれと分かるあからさまなふっかけの方がまだマシです。
> pekeさん
まあ、仕事はなんとかなりました。旅行に行ってる間に問題は解決したようですし。今後はフランス人の仕事観をもって頑張ります。サルコジがフランスを勤勉な国に変えちゃったらやだね。
先日も「パリ・ジュテーム」を見てなかなか楽しめました。あの景色の中に自分達が居たってのがなんとも不思議な感じでした。