このところ、「フレッツ光」の攻撃が凄まじい。
毎週のように「お客様のマンションはフレッツ光に対応済みです」とか「ADSLより安い」といったビラをポストに入れてくる。先日は電話でも勧誘してきた。うちの実家にも光ファイバーへの勧誘があったらしく、雰囲気に飲まれて契約しそうになっていた。NTTはどうしても光ファイバー市場で圧倒的優位に立ちたいらしく全国的にフレッツ光キャンペーンの猛攻撃をかけているようだ。
まあいずれは光ファイバーになるのは分かるのだけど、どうも必然性がないんだよね。ADSLより安いというけど計算してみたところ、やっぱりウィルコムの方が安いし。GYAO程度の動画であればADSLでまったく問題ないし、ADSLで特に困ったことがない。光ファイバーは下りだけでなく上りの通信速度も速くなるメリットがあるはず(例外もあるけど)なんだけど、それを十分生かして、かつ皆が使いたくなるようなサービスってないですよね。ここ数年流行っているWeb2.0的サービスだったらADSL環境で十分だし。
日本はブロードバンドに相当力を入れてきたのは分かるんだけど、肝心のコンテンツやサービス、家電などのコンポーネンツが全然追いついていないと思う。どうしても高画質の映画をネットで配信とかしか思いつかないし…。ブロードバンドを上り下り生かしきる、誰もがやりたくなる次世代の情報サービスってなんかないんでしょうかねえ。どうしてもそれがやりたくなって、かつフレッツ光がウィルコムADSLより安くなったら契約考えるんですけど。
携帯のビジネスでもそうなんだけど、世の中なんだか「新しいものを取り入れないと時代に取り残される」的な強迫観念みたいなものが強くて、そこに企業がつけこんで「これからは光です!」みたいなキーワードで多くの人が騙されている感じがするのは僕だけでしょうか。ITがらみのサービスは難解で本当に必要かどうかを見極めることすらも難しいからたちが悪いんですけどね。
コメント
強迫観念+長澤まさみ。。。
アメとムチ。。。
時代に取り残されないあなたのこと、だーいすき!!
((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル
>カツカレーさん
世の中にはアメがいっぱい溢れてるんで、手を出さずにいることって難しいですよね。ただアメは全てが甘いわけではないことを肝に命じておきたいものです。
本質を見極めて、真実を発信することは大事なことですよ。そうでないと、ただでさえ長澤まさみの雰囲気にどっぷり飲み込まれているので。サラ金のイメ−ジギャルと一緒やな、あいつは。
私もADSLでさえきちんと人に説明できないので、安くてメリットがなければ、(長澤まさみがどこまでもついてくるとか・・。もうええっちゅうんねん!)切り替える必要を感じないねえ。
光ケ−ブルを地中や海中に埋め込んで先行投資をしているから、投資した分を含めて回収しようと、NTTのダイアルアップでの回線使用料を稼ぐみたいに、無知な庶民を片っ端から狙い撃ちにしているのではないでしょうか。
なんてことを思ってみたりしています。
香港では、1Gbで接続できるブロードバンドが3社ほどあり、そのプロバイダーがテレビ局のように多チャンネルで送信している感じです。実際にテレビで見られるように、ルーターみたいなヤツにテレビの同軸ケーブルをつなぐようになっていたと思います。なので、インターネットはそのおまけみたいな感じです。
料金は・・・・・
興味ないので覚えていません。
>NAGAFEEさん
NTTとしては既存の電話回線網を早く縮小したいのかもしれませんね。光回線への切り替えを速やかに行わないと保守コストは膨らむばかりでしょうから。ADSLでは他社との差別化が難しいという側面もあるのだろうと思います。世の中のほとんどが光回線になってる頃に圧倒的シェアを確保できていないと現在のNTTの事業規模を維持できなくなるという危機感があるのかもしれません。いずれにせよ消費者はNAGAFEEさんのように冷静に動向を見守る方が懸命だと思います。
>Choiさん
ケーブルテレビのブロードバンドって便利で合理的なんですが、大都市優先になってしまうのとテレビにあまり興味がない人にはコスト高になってしまうのがデメリットかも…。
ある意味役所的感覚もあわせもつNTTだからこそ地方の隅々まで光ファイバー網を広げてるんでしょうが、その分早く光への切り替えをする必要に迫られてるのかもしれません。もしかすると地方の方が早く切り替わるかも?
そうですね。
中国の例を見ても、そのとおりだと思います。
中国でも、相当辺鄙な地(河北省)でも、村役場・党支部レベルまでは光ケーブルが来ていて、接続先を探している感じです。
テストコメントです。
テストコメントです。