アキバ動向調査報告

この日記はmixiからの転載です。

本日、随分久しぶりに秋葉原に繰り出しサーバ用にSSDを購入。SiliconPowerの32GBが秋葉最安値で7000円台まで値下がりしていた。これからもっと下がりそうな気もするけども、作業するための時間的な余裕などを考えると今買うしかないと判断。これでようやく休止中のサーバを復活させる目途がついた。

それにしても秋葉原の賑わいはすごくて、とても不況を感じさせない。むしろ安くなった魅力的な商品が溢れていて活性化しているのではないかと思えるほど。特に海外ブランドへの注目が集まっている。今の不況は円安バブルがはじけたことによる輸出産業中心の不況であって、円高で海外から安くて良いものが大量に流れ込んでいることが秋葉原にはプラスに働いているのかもしれない。

今の売れ筋商品はやはり低価格化したネットブック。コーナーには黒山の人だかりが。Googleなどのクラウドサービスが充実したことで、皆ハイスペックよりも利便性やローコストを求めている。反対に供給過剰気味に見えたのが大容量化・低価格化したストレージ(記憶装置)製品。大量の高画質動画を楽しみたい人などを除けば、もはや自分で大容量の記憶媒体を所有して管理するという発想が時代遅れになりつつある。ネット上にオンラインストレージなどの便利なサービスがあるからそれで十分という人も増えてきたのではないか。確かにハイスペックなPCを一人一人が所有していることは資源や電力の無駄が多い。

将来的には必要なときに必要なものを必要なだけ借りて使うシェアリング型のライフスタイルが主流になるのかもしれない。情報技術の世界ではいち早くそうなりつつあるけど、車みたいな所有コストが高くて使用時間が限られているモノも、技術が進歩して違和感がなくなれば、シェアする人が増えそう。一部のマンションなんかでは既にカーシェアリングをやっているみたいだし。

話が脱線したがアキバは世の中の変化、特にテクノロジーがもたらす変化に敏感な街だということを、あらためて感じたのだ。

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